育った環境で何が違うんですか?自分が一番苦しい時こそレペゼンする

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メンタル

みなさんは恋人や友人の生まれ育った環境を気にすることはありますか?

また、自分の生まれ育った環境を考えてみたことはないでしょうか。

私は気にします。なぜなら、自分が生まれ育った環境が恵まれたものではなかったから・・・。

今回、生まれ育った環境について、コンプレックスを感じてる人向けに記事を書きました。

レペゼン(HIPHOP用語:生まれや、育ちを代表し自分自身を認める)ができるようになれば、自己肯定感が高まります。

また恋人の考え方がわからないと悩んでる人。気になる人とお近付きになりたいと思ってる人はこの記事を読めば、理解を深めることができます。ぜひ、参考にしてみてください。

生まれ育った環境は関係ある?関係ない?

生まれ育った環境なんて関係ない「生き方は全て自分の行動次第で決まる」と言う人がいます。

この意見は一般的な家庭環境で生まれ育った人。もしくは成り上がることができた、極一部の成功者が発言をしてることが多いです。

実際に、生まれ育った環境は平等ではありません。

かの有名なノーベル経済学賞を受賞した米国の権威。ヘックマン教授はこう言います。

「人生は実家の収入で決まる」

これには私も同意見です。生まれ育った環境が酷いケースでは子供の教育に国の支援は必ず必要不可欠。しかし、これだけでは平等の教育と愛情を受けることはできません。

生まれ育った瞬間から、人に備わっている成功できるチャンス(確率)に差があるのは事実。

両親から受けられた愛情の質量。これが低くければ、大人になってから精神面の脆さを露呈することになります。アダルトチルドレン等が該当しています。

また、受けられた教育については職業選択を強いられる大事な局面で人生に大きな影響を与えます。

貧困家庭から成り上がった人はいますが、それは一部の話。多くの人は苦悩してるのが現実。

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酷い環境で生まれ育った人達は少数派である

日本社会では酷い環境で生まれ育った人達は少数派。その為、マイノリティ(少数派)は一般的な家庭環境で生まれ育った多数派の「普通の人達」よりも苦悩する回数は当然、多くなります。

なぜなら、世の中は多数派の人達が過ごし易いように造られた社会構造の為、マイノリティは社会に順応し難いのが現実。

幼少時代から、酷く悲惨な環境に身を置いていた彼等は人生において、様々なハンディキャップを背負っています。その自尊心は傷付いており、精神面は脆く未熟です。

その為、普通の人と同じ生き方をすれば多くの人は途中で挫折することになります。

マイノリティと多数派の普通の人達では、決して相性がよくありません。

お互いに考え方が理解できない為、犬猿の仲であるといえるでしょう。

私のケースでは社会人になってから、過労が引き金となりうつ病を患いました。

その時、医師とのカウンセリング中に「もしかして破滅願望があるのでは?」と問われたことがあります。確かにそのとおりで、思い当たる節がありました。

昔から幸せにはなれないと感じており、自分に期待しない生き方を選択してきました。

これにより、自分を大切にせず、仕事も命令されるがままに働き続けた結果、ついには過労で壊れてしまったのです。

しかし、根本原因は仕事ではなく生まれ育った環境にあることがわかったのです。

自分を認めてあげる

いつも、他人と比べてばかりということはありませんか?

物事が上手くいかない原因は自分にあるのではなく、生まれ育った環境が特殊だったから。

普通の人と比べて、できないことがあるのは仕方ありません。生まれ育った環境により、未熟な能力があるのも事実。

マイノリティなので、多数派の普通の人達と上手くいかないことがあるのは当然の結果。

まずは自分を認めてあげてください。あなたは何も悪くありません。普通の人と生まれ育った環境が少しばかり、異なっただけなのです。

自分らしく生きることに注力し、自分を大切にすることが重要です。

人と同じ生き方をすることが難しい

世の中の仕事は多数派の普通の人達が有利であるケースが非常に多いです。

前述のとおり、社会構造は普通の人達用に造られている為、マイノリティは苦悩します。

普通の会社で、働くことは普通の人にとっては意図も簡単なことです。しかし、マイノリティの多くは人間関係や窮屈さから、生き辛さを感じてます。

無理をして仕事を続けることはできません。遅かれ早かれ、いずれ破綻する時は訪れます。

大切なのは自分の特徴を理解し、自分らしく生きること。適正のある仕事に就けばよいのです。

生まれ育った環境における苦悩、4選

マイノリティの多くは生まれ育った環境から心に深い傷を背負っており、大人になってからはトラウマを持っています。

その為、普通の人から見れば、付き合いづらい印象を受けますが、それも個性の一つです。

無理に変わる必要性はありません。自分らしさを忘れずに生きましょう。

そして、もし気になる人がマイノリティであった場合。仲良くなる為には理解してあげることが大切なのです。

ここでは多くのマイノリティが、抱えてる悩みをご紹介していきます。

家庭環境が複雑

複雑な家庭環境といっても種類は多岐に渡ります。

(親がいない、夫婦仲が悪い、虐待、無関心、愛情がない、躾、貧困、多額の借金・・・)

といった具合に、挙げれば無数にあります。

かく言う私も、かなり複雑な家庭環境で育った為、貧困と愛情不足を経験しています。

その為、長い間、自分に自信が持つことができず、生きていて価値のある人間なのかを苦悩し、いつも頭を抱えていました。

マイノリティは常に孤独感と戦いながら生きており、自己肯定感は低い人が多いです。

さらに人と成り立ちが違う為、上手くいかないことは非常に多い。しかし、ユニークな個性があるのは武器です。

まずは、これらを自分の個性の一つと捉えることで、自分自身を認めてあげることが大切。人と比較するのではなく、自分の生き様に誇りを持ち、マイペースに人生を歩むことが重要です。

生まれ育った地域について

地域格差という言葉があります。

決して擁護する訳ではありませんが、生まれ育った地域や環境によって倫理観が欠如してしまうことがあると考えます。

普通の人とは違い、まともに教育を受けることができない環境は事実あります。

これにより、人生を遠回りしてしまうことから、過去を振り返り後悔したとしても無意味。

自分が生まれ育った環境を否定することは自分を否定することに繋がり、自己否定を招きます。

自分をこれ以上、傷付けない為に、まずは認めてあげることが大切。

レペゼンすることが、自己肯定感を高めるエネルギーに変わるのです。

普通の人と価値観が合わない

価値観の形成には生まれ育った環境が、大きな影響を与えます。

その為、酷い家庭環境や、劣悪な周囲の環境は正しい人格形成の妨げになるのです。

私はうつ病を患い入院したことがありますが、そこで自分の価値観が普通とはかけ離れたものであることに気付かされました。

ただ、気付いたところで既に確立された考え方を180度変えることは不可能。

過去を振り返ってみると普通の人と仲良くなり、付き合いを重ねる途中、どこかでもう無理!となってしまうことは頻繁にありました。

しかし、無理に相手に合わせる、必要がないということに気付かさたのです。

価値観を相手に擦り合わせることは自分を卑下してるようなもの。

自分が負い目を感じる必要は一切ありません。自分に自信を持ち、付き合いたい人とだけ関わることにしましょう。

恋人に対して、申し訳ない気持ちが生まれる

恋人や気になる人と比べて、自分の家柄や生まれ育った環境が大きく異なった場合、どのような心理状態に陥るかを考えたことはありますか?

多くの私の友人は同じ気持ちを持っています。環境が下回った方は境遇の違いから、必ず負い目を感じてるのです。

また、気にせずに好意を寄せてくれる相手がいても、自分のことを受け入れてくれるかを不安に思い、抱いてる愛情が高ければ高い程、過去のことを話したくない気持ちになります。

これまでの苦労体験から心を開く相手を吟味しますので、恋人とはいえ心を開くのに時間が掛かるのです。それだけ、自分の生い立ちにはコンプレックスを持っています。

さらに、相手が自分を受け入れてくれないと判断した場合には意図も簡単に恋人の元から立ち去ることになるでしょう。

かなり自分本位な考え方をしてますが、対等であるべき恋愛関係において、最も悲惨なことは自分を責めることです。

恋人に劣等感を抱いてしまい、自分が悲しくなるようであれば、似たような境遇の人を見つけることが、パートナー選びには最良の方法なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?苦しみが快方に向かう方法は至ってシンプル。それは自分を認めてあげること。

レペゼンすることで自己肯定感は高まります。

現状に苦悩するのであれば「自分を変えるのではなく、生き方を変えるしかありません」

これまでの生き様を変えることはできないのですから、感性に従い自分らしい生き方をする方が合理的です。

多数派の普通の人達と比べると、マイノリティは少数派ですが、派閥は小さくとも仲間がいるので安心してください。他人に惑わされるのではなく、マイペースに生きればよいのです。

以上

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