こんにちは。リッチまるです。私の友人「涼介」に関するお話。
涼介は激務のメガバンクで勤めていています。そんな時にある魔性の女に出会ったのでした。
記事下に、魔性の女にハマる人の特徴を書いていきます。要注意ですのでぜひ確認してみください!
その男、涼介とは
涼介は独身で29歳。仕事が出来る優秀なビジネスマン。
物静かでクールなイケメン。ただ少し無骨な印象。
最近は長期出張が続いており、出張先での暮らしが続いていました。そんな中、仕事も一段落したことで、ようやく腰を据えて働けるようになり、アパートを借りて1人暮らしを始めたのです。
そんな時に魔性の女「ゆい」と出会ってしまったのでした。
仕事の忙しさから、毎日忙殺されてしまい最近ではファッションにも無頓着。
さらに昔から奥手だった涼介は彼女も長い間いません。そこでまずは髪を切って心機一転、気分転換を図ろうと考えたのです。しかも少し奮発して、巷で評判の美容院に行ってみたのでした。
美人美容師との出会い
涼介を担当することになった女性スタイリストの「ゆい」
彼女はなんとスラっとしたモデル体型の美人。
しかも年齢は29歳と同い年。美人なので、すごく緊張してしまったとのことですが、さすがは評判のよい店。カットの腕は一流!かっこよくして貰って対応にもとても満足。
また美容師さんの接客技術により寡黙な男、涼介さえも楽しい時間を過ごすことができたのです。
美容師は離職率の高い業界です。その中でもトップスタイリストまで登り詰めれる美容師さんはほんの一握りなのだとか。カット技術が上手なのは当然のこと話の引き出しも多く、カリスマ美容師さんはサービス精神も旺盛で。会話上手の人が多いみたいです。
取り巻く状況の変化
涼介は体育会系で元バスケ部、努力家で紳士ないい奴です。
綺麗な美容師さんとやったー!ワンチャンあるかもとか、変な気を起こすことはまず無いとみてよいのですが、訪れた美容院ではカット技術が大満足だったこと。接客技術も素晴らしかったこと。
これにより、ゆいを指名して通うことに決めたそうです。ちなみに本当に下心はなかったとのこと。
その後、美容院に通い始めて半年が経過。何のアプローチもしていないので、ただの客と美容師という関係は当然、なにも変わるはずがなく、進展はなかったようです・・・。
そんな時です、また会社からの命令があり涼介は再び長期出張に行くことが決まったのです。
いつものように髪を切る為、美容院を訪れた涼介は「もう通えなくなることを伝えました」さらにこれまでの感謝の気持ちを伝えたのです。
すると、なんと帰り際、店から出ると手紙を渡されたのです。
そして、そこには彼女の連絡先が書かれていたのでした。
美容師とは華やかな世界ですが、客商売でかなり厳しいとよく聞きます。ほとんどの方はプロ根性でプライドを持って仕事をされてますし。ただ本気で気になった相手がいれば、たとえ自分のお客様だったとしても連絡先を自分から聞くみたいですね。特に涼介のようにもう通えなくなるというのが一つのキーポイントのようです。
もし気になる美容師さんがいても絶対に客側からは聞かないほうがいいです。気があると思って連絡先を聞くって、その行為は圧倒的にダサくとても迷惑・・・とんだ勘違い野郎に大変身してしまいます!絶対にやめた方がよいです。もし、本人にその気があるんだったら涼介のように連絡先を聞かれるのです。絶対に焦って行動を起こさないことをおすすめします。
ハッピーエンドとはいかない?
その後、遠距離恋愛に発展するかということに期待は膨らんだようですが、上手くいかず、付き合うことすらできませんでした。さらにラインでのやり取りも長くは続かなかったとか。
しかも、ゆいの方から連絡を取る頻度が減っていってしまい、自然消滅してしまいました。
それからは何の連絡も取り合わないまま、3年の年月が経過。
「ゆい」から後に急に連絡があったのです。
お久しぶりです、元気ですか?よかったら食事でも行きませんか?
これがいわゆるザオラルラインというやつなんでしょうか?未練があった涼介は携帯を2度見し、ガッツポーズ。その後、やり取りを重ねた後に脈ありを確信。そして待ちに待ったデートの日が訪れたのですが。
しかし、会ってみると雰囲気か違う・・・にこやかな表情が特徴だった、彼女の表情はまぁまぁ硬い。ただ緊張しているようにも見えなかったとのこと。
さらに久しぶりに会えたにも関わらず、テンションも低くリアクションが薄かったそうです。
一抹の不安は感じたものの相変わらず、かわいい。長期出張から帰ってきて未だ独身だった、涼介は些細なことは気にしませんでした。
その後、彼女に猛烈怒涛のアプローチ!またお金に物を言わせてプレゼント攻撃を繰り出す。「ゆい」をお姫様のように扱い、色々と貢いでいったのです。
しかしながら、アプローチも報われず徐々に会う回数は減っていきました。
推理編〜メッセージが意味する真意とは〜
その後、懲りずにデートの約束をしていたようですが、デートがドタキャンに。
恋に盲目となっていた涼介も何かオカシイと・・・ようやく、ここで目が覚めたのでした。
ごめん。今日、急に仕事が入って行けなくなった。
〜果たして、このメッセージが意味する真意とは?〜 1. 単純に行きたくなくなったケース。 ・・・行くの気が重い、もう会いたくないよ。早く私の気持ちを察して欲しい。
2. 涼介の他に実は気になっている本命男がいるケース。 ・・・ただのキープ男としか思われていない。
3. 涼介の他に優先したい約束ができたケース。 ・・・これも、ただのキープ男としか思われていない。
4. 本当に仕事だったケース。 ・・・客商売なので店の予約は絶対! でも、前以て計画した予定を意図も簡単に変えるというのは少しオカシイ。 |
この時点では本人しか、本当の理由はわからない。
しかし考え得る4つのケースの内、どんな答えであったとしても「涼介は軽く見られている」大事にされていないことにようやく気が付いたのです。
そもそも女性は大好きな本命男の前では余程のことがない限り、ドタキャンなんてしません。そんな事態になったとしても誤解を招かないように必死になるはずなのです。
どちらにせよ、涼介はこの瞬間、この先付き合えたとしても長く続かないことを理解しました。しかしながら、涼介は彼女に既にゾッコンで惚れてしまっているのでした。
その為、せっかく気付いたにも関わらず、現実を直視したくなかったのです。さらに率直に聞くことを恐怖に感じた涼介は回りくどいやり方を思いつきました。なんという、めんどくさい奴。
その方法とはまず連絡を断ち切って「ゆい」を試してみること。
もし、自分のことを気に入っているようであれば何かしらのアプローチがあると考えたのです。すると、意図も簡単に彼女からの連絡途絶えてしまいました。
これでようやく涼介は完全に悟ったのです、自分はただの都合のよいキープ男でしかなかったのだと・・・。
それではなぜ「ゆい」はわざわざ手紙を渡してまで連絡先を交換してきたのでしょうか?その後のやり取りについても、遠距離とはいえ簡単に自然消滅してしまいました。
さらに3年後なぜ会いたいと唐突に連絡をしてきたのでしょうか?
こういった積極的な行動にはたとえ肉食女性であったとしても、断られる可能性を考えるとダメージが残ります、正直キツイ。連絡をとった女性でさえ、あえて傷付きたくはないはず。
一連の行動には不明点が多くあり、疑問が残っています。では、回答編をみてみましょう。
回答編〜彼女の思惑とは〜
そして、涼介は「ゆい」に対して自分の考えを伝えました。
〜俺のことってどう思ってるん?
と電話で尋ねると彼女は少し声色が変わり、驚いた様子。その後、言いにくそうに話し出しました。当時、勤めていた美容院では気に入った客に連絡先を聞いていたのだと。
なんと涼介はその内の1人としてお気に入りにリストアップされていたのでした。
ただしプロである以上、お客様と連絡を取り合うことには躊躇していたのだと。でも前に勤めていた店をやめたからこそ、今では好きに連絡を取れるようになったと言うのです。
しかし、涼介のことを気になってはいるものの、実は他にも気になっている「元お客様」がいると言うのです。
「ゆい」は美人トップスタイリストとして、仕事を続けていたものの、仕事が忙しくてこれまでまともに恋愛する時間を作れなかったそうです。恋愛より仕事を選んでいたからこそ、厳しい美容師の世界でトップまで登り詰めることができたのは事実。
しかし、これを聞いても「ゆい」は自分の都合のよいように解釈をしているだけ。涼介の気持ちを全く考えられていないのです。
また、お互いに年齢を重ね大人の恋愛として将来を意識していたのです。本気だったからこそ、本音で伝えくれたのでしょう。しかし同時進行されていると聞いて、いいように思う男はまずいません。
さらに「ゆい」は美容師という立場を活かし、接客中の会話から人柄や職業を聞くことで自然と気に入った男性を選別。しかも、その中で自分に気がある男性を見抜くことで脈を確かめていたのです。
涼介は社会的地位も高い仕事だった為、お気に入りリストの中ではまぁまぁ高い評価を得ていたのかもしれません。
フフーン、あなたは私のこと好きだったんでしょう!
といった絶対安全圏から男を品定めしているというのは恋愛において、少しばかりルール違反のように見えます、あまりいい気がしません。
これで、ようやく涼介は自分と合わない女性であったと気が付いたのでした。
思えばデート中の表情も妙に硬かった理由として、純粋にデートを楽しんでいる訳ではなく「ゆい」からすれば楽しむ訳ではなく、相手を見定めていたからなのではと考えられます。
また涼介は真っ直ぐな男で純粋でした、恋愛経験はそう多くはありません。
意中の女性から同時進行されていたという事実により、女性不信となってしまいました。かなりのトラウマになったようで、優良物件であるにも関わらず、未だに独身を拗らしているのです。
涼介のように深手を負わない為にも、魅力を持った魔性の女性には用心が必要。
その後
ゆいはSNS上で挙式を挙げている写真がありました。
おそらく意中の人と上手くいったのでしょう、おめでとうございます。
しかしながら、その裏で恋愛の同時進行をした結果、涼介のようにトラウマを背負うことになった悲しい人がいるのは事実。婚活では同時進行なんて、もはや当たり前の上等手段。
でも個人的にはあまり好きではありません。男女共にいえることですが、実践するのであれば相手にバレないように配慮すべき手法だと思います。
傷つく度合いは人によってバラバラ。自分勝手な行動によって傷つけられる人は必ずいるのです。
恋愛の同時進行とは人を傷付ける程の破壊力ある行為なのは事実。
その中で、選ばれなかった男女は常に傷を負ってるのです。
魔性の女にハマる男の特徴3つ
1.自分に自信がない
魔性の女性は自然と自分が主導権を握れる恋愛を好む傾向にあります。その為、自分に自信がない人を好みます。逆に自信がない人は相手のことが過剰に良く見えてしまうものです。
これにより、恋愛におけるイニシアチブをいいように握られてしまい、恋愛関係において通常は対等でならない立場が破綻してしまうのです。
2.これまでの恋愛経験が乏しい
嫌われたくないからこそ、好きになった子に異常に尽くしてしまい、相手をつけ上がらせてしまう。涼介もこのパターンでしょう。
そもそも女性経験が乏しいからこそ、言い寄られるとすぐに好きになってしまうものなのです。さらには今回の場合、特別感が加わっていました。
それは美容院というシチュエーションです。余程のモテ男でない限り、いい女にいい寄られる経験に慣れている男はいません。綺麗な女性から手紙を貰って嬉しくない男はいないのです。
3.仕事で疲弊している
涼介はメガバンク勤務で激務。体力的に疲弊していました。
また出張が続いていたことで精神的にも磨り減っていてかなり疲弊していたように見えます。これにより、精神的余裕もなかった為、女に縋りたい気持ちはよく分かります。
ですから、ようやく手にした理想に近い女性をそう簡単には手放したくはなかったのでしょう。
まとめ
今回はこれまでと違った記事を書いてみたいと思い、友人の体験談を元に私の見解等も交えて記事を書いてみました。
私はこれまで、各地を転々と過ごしてきて仕事を何度か繰り返し転職してきました。その為、普通の人よりも大勢の人々と関わって来ることができました。
この経験から今後もこういった自分や友人の話等を交えながら、濁りのない真実のエピソードを伝えていけたらと思っています。
ここまで長い記事を読んでいただき、ありがとうございます。駆け出しブログの為、まだまだ記事投稿は少ないですが、これからどんどん内容の濃い記事を書いていきたいと思います。
以上
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