メルカリのヘビーユーザーである私が実体験に基づき、今回出品者向けに簡単かつ耳寄りな値段交渉術をご紹介していきます!メルカリを攻略しちゃいましょう!
この値段交渉術を知っているだけで、簡単に売上金の10%UPが実現可能になります!
しかも、それだけではなくスマートで気持ちのよい取引きを実現することができます。
取引き後に高評価を得て、次回以降にも繋げていきましょう!
売上金、損していませんか?
出品する商品って様々ですよね?
使わなくなったアクセサリーや洋服、それから人気のブランド物と多岐に渡ります。
しかし、出品商品のどれもが高額取引きされるような人気商品ばかりではありません。
基本メルカリは少額取引きが主流です。
特にTシャツ等であれば価格帯は安く、人気もそう高くはありません。
購入希望者すら現れないこともあります。
出品者としては商品を売り切りたい気持ちもあったりするもので、購入希望者が現れたら、せっかくなので「購入希望者の言い値でも、まぁいっかな」と予定売却価格を下回った値段交渉にも応じてしまいたくなる、そんな心理状態に陥ることもあります。
でも実はこれ、何度も繰り返すとかなりの損失金額に上り、大きく損をすることになります。
出品価格には一手間を加えておきましょう
メルカリでは、出品者と購入者との間にほぼ値段交渉が発生します。
これまでの私の経験上、値段交渉が発生しない取引きは記憶にないといえるくらいです。
メルカリでは出品者に対して、気軽に問い合わせができるサービスが特徴です。
購入者からすれば「どうせ買うんなら安く買いたいし、値切れるかを一度確認してみるか」くらいの軽いノリが当たり前。
その為、出品前に値段交渉が発生することを予測し「予定売却価格」を設定しておくことが大切。
これを予め設定しおくことで、値段相場からして損をすることがなく、最も妥当な価格での取引きが可能となり、結果的に満足がいく取引きを実現することができるのです。
設定する「出品価格」については高過ぎることもなく、安過ぎることもない丁度いいラインで設定しておくことが重要です。
出品する商品の値段相場については、予めメルカリで出品されている類似商品を検索することで、価格帯を掴むことができます。
実体験に基づく、値段交渉術をご紹介
今回は実際に購入希望者との間で行われた、値段交渉のやり取りを元に「値段交渉術」をご紹介していきます。出品商品はお気に入りだった、Tシャツ。
Tシャツはストリートブランドの商品、状態は綺麗です。だいたい¥2000円~¥3000円くらいの価格帯で取引きが行われていることが分かりました。
このことから、この商品の相場は¥2500円であることがわかりました。
予定売却価格は¥2500円にしておきます。これはあくまでも予定売却価格。
実際の出品価格をこの価格で設定すると、より高い価格で売れる可能性を潰してしまいます。
しかしながら、¥3000円に設定してしまうと相場の中では最も高い価格となってしまい、売り切ることは一気に難しくなります。それではベストな価格設定はいくらにするのがよいでしょうか?
値段交渉ありきなこのメルカリでは、
「出品価格=価格相場MAX-¥100円」
これがベストな価格設定であることを私の経験から導き出しました。
購入希望者目線では「この商品には値段交渉の余地があるかも!一度、問い合わせて確認をしてみよう」と思える、現実的で丁度よい出品価格となります。
これにより、このTシャツは¥2900円で出品価格を設定します。
そして、数日後いいね!がつきました。リッチまる的にはいいね!が5つ付くと激アツリーチ。そろそろ、値段交渉のメッセージが届き出す頃合いといえます。その後、メッセージが届きました。
この商品は交渉可能ですか、安くはなりませんか?
ポイントはこのメッセージの内容。
購入希望者の心理状態を紐解くと、絶対欲しいと思うような商品であった場合、既に非常に購入意欲が高まっている為、このように少しでも安くならないかといった意味合いのメッセージになります。
さらに今回は出品者に歩み寄るような尋ね方をしている為、購入意欲はかなり高いといえます。
しかしながら、最初から¥2000円になりませんか?といった露骨に値段交渉をしてくるケースでは、購入希望者には既に買いたい条件に縛りがあります。
この心理状態を紐解くと出品者が言い値に歩み寄らず、値段交渉に応じない場合には私は購入できませんといった、意思表示が現れています。今回の取引きでは購入意欲は強いことが窺えます。
そして、返答するメッセージについてですが、ここにも重要なポイントがあります。
購入希望者に予定売却価格をすぐに伝えてはいけません。
なぜならば、この後のやり取りではどんなに妥当な価格を伝えるにせよ、
購入希望者のアクションはいずれも値段交渉をする!これしか選択肢がありません。とりあえず値段交渉を仕掛けてくるのです!
では、価格はいくらを伝えるのがベストなのかというと私の経験上、
「交渉価格=予定売却価格+¥100円」
これがベスト交渉価格です。これこそが、絶妙なライン。交渉価格は¥2600円を伝えます。この後、予想通りのメッセージが購入希望者から届きました。
¥2500円にはなりませんか?
予想通りこれでOK、取引き成立です。
購入希望者としては「交渉価格-100円」ということで、どうせだったらあと¥100円くらいは安くなるよね?といった、心理状態になったことでしょう。
もし、最初から出品価格を¥2500円に設定していた場合、この価格で売り切ることは難しくなるでしょう。
メルカリは値段交渉ありきのサービス、ここの価格から値段交渉がスタートしていくことになるので交渉は円滑に進まないでしょう。
ズルズルと間延びし、結果的に妥当な価格よりも損をしてしまう取引きとなってしまうか、商品を売り切ることができなくなることが予想されます。
値段交渉術の整理〜おさらい編〜
【値段交渉術式】
①出品価格=価格相場MAX-¥100円
②交渉価格=予定売却価格+¥100円
出品価格は商品相場内で最も高い価格から¥-100円に設定して、出品するのがベスト。この値段であれば損をすることもなく、購入希望者にとっては交渉に踏み出し易い価格設定になります。
交渉価格は予定売却価格よりも、あえて少しだけ高く設定をしておくことで、購入希望者との値段交渉時に主導権を握り、思い通りの価格に持って行き易く設定しておきます。
東南アジアの市場に旅行した経験がある人は、値段交渉をしたことがあるのでないでしょうか?売っている商品に値札が貼られていない。言い値で金額が決まるという独特の取引きシステム。
まず、観光客は大きな値段交渉に成功!再交渉して2度目も成功!と2度も交渉に成功すれば、ハッピーな気持ちになれます。
これと一緒で、購入者は出品者から値切ったという事実に満足感を得ることができるのです。
実体験に基づく、値段交渉術をご紹介〜番外編〜
この方程式に若干、当てはまらない購入希望者が現れました。出品商品は同じようなTシャツ。
安くなりませんか?
ここまでは、ほぼ一緒。同じく購入意欲は高いことが伺えます。同じように¥2600円と伝えると、
¥2000円になりませんか?
これは前回の取引きとは異なり、¥1000円にも及ぶ大胆な値段交渉をしてきたのです。おそらく購入希望者は予め商品相場の最安値を確認していたのだと思われます。
しかしこれで狼狽えてはいけません。この場合も同様に毅然とした態度で、¥2500円で売却するしか考えていないことを伝えるだけで問題ありません。
じゃあいいいです、やめておきます。
といった購入意欲が無くなった旨のメッセージが届きました。
これは至ってオーソドックスな手法を用いて、駆け引きを持ちかけてきています。
シンプルに気を惹く為のやり方なので応じる必要は特にありません。もし、この揺さぶりに応じてしまうと相手の思うツボ。これは予想の範囲内のアクションなのです。これも毅然とした態度で、ご縁がなかったことを返答しておきましょう。
その後、数時間後に同じ購入希望者からやっぱり、¥2500円で購入したいとの連絡がありました。
やはり最初から購入意欲が高まっていた為、一旦は手を引くアクションをみせてみたものの、冷静になった後、購入意欲は再燃してきたのでしょう。
値段交渉においては出品者は自分のペースを崩す必要はありません。マイペースを守りましょう!
本当に購入意思がなくなったとしても購入希望者は一人ではないので、辛抱強く耐えること。待ちの姿勢が大切なのです。
まとめ
購入希望者が提示する、言い値と元々売却したい価格とでは、数100円程度の僅かな値段差であった場合「うーん、まぁいっかな」と雑に応じてしまうこともあります。
しかし、売却価格からは販売手数料と送料も引かれてしまう為、売上金の利益率を考えるとたとえ数100円でも大切。値段交渉術を用いた取引きを用いて、稼げる金額をUPさせちゃいましょう。
この攻略法を取り入れることで、一貫して妥当な価格での取引きが実現可能となります。
心掛けるべきは、一つ一つ丁寧に着実な取引きを行うこと。これによって売上金をコツコツ積み上げていくことが大切なのです。損をしない取引きを継続して続けることが、利益率UPに繋がります。
今回、ご紹介したやり方にマッチすることのない、トリッキーな購入希望者と遭遇することもあります、でも、それこそがメルカリの真の醍醐味!笑
そんな驚きの出会いも一期一会です、楽しんで攻略していきましょう。よいメルカリライフを〜!
以上
コメント